論理的思考力を鍛える本5
論理的思考力を鍛えるために、それに関する本を10冊読んで、ブログに書評を書くというプロジェクトも今回でようやく半分になりました。
自分で始めたことですが、なかなか大変ですね。
読むだけでも大変なのに、その感想なりをブログにアウトプットするというのは、慣れていない人間からしたらかなりの重労働です。
ですが、乗り越えた先には、以前の自分よりだいぶ成長した自分がいると信じて、絶対に達成したいと思います。
さて今回ご紹介する本はこちらです。
ロジカルシンキングの基本が学べます。
基本とは言ってもここで紹介されているレベルのことを、実践で使いこなせている方はほとんどいないと思います。
質問に答えるという当たり前のことすら、できていないときがあります。
例えば、上司から「あの案件完成した?」という質問があった場合でも
「あれはこうで、ああで、こういった問題があって、」とかずらずら理由を並べて、
完成したのかどうか?という質問に答えていないということがよくあります。
ここではイエスかノーで答えればいいだけですよね。
この本を読んで、この人は論理的に話せる人だなぁといったこともわかるようになりました。 また以前の私がいかに非論理的な話をし続けていたのか痛感しました。
この本ではそういった基礎的なことから、次にMECEを学び、So What?(何が言いたい? )Why So? (なぜそう言える?)といった縦のつながりを理解して、論理的構成である、並列型と解説型を実践で使えるように、何度も問題が出されます。
各章の終わりにはそれぞれの課題に対する問題がでて理解が深まるような構成になっています。
この本に限ったことではないですが、ただ読むだけでは、まったく意味がなく、学んだことを日常で使いこなし、自分の生活水準を上げていかないってこそ本を読む価値があります。
著者も書かれていることですが、ロジカルシンキングとは技術であり、できるようになるには、何度も何度も紙に書いて試行錯誤していくしかないと思います。
紙に書いたりすることは面倒で、習慣にすることは簡単なことではないですが、同じことをしていても人生は変わりません。 変わりたいと思うなら、行動を変えて思考を変えていかないと何も変わりません
アインシュタイン『同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。』
とアインシュタインも言っています。